Illustrator 28.0になって、アニメーションズームができなくなった話

Illustratorを、ベクター画像生成ができるという28.0に更新したとたん、アニメーションズームができなくなりました。
アニメーションズームとは、Ctrl + スペースを押しながら、マウスを左右にドラッグすることで、ズームインズームアウトができる便利な機能ですね。(最近正式名称を知りました。)

28.0に更新したとたん、アニメーションズームの動作をすると、ドラッグで選択した範囲を拡大する動作になってしまい、アニメーションズームに慣れていた自分としては非常に不便な状態になってしまいました。

検索してみたところ、CPUモードとGPUモードの切り替えによって、アニメーションズームができるできないが決まるそうで、環境設定を確認しました。

なんということでしょう。

互換性のあるGPUは使用できません。とあり、グレーアウトに。
お目当てのアニメーションズームもグレーアウトで選択できません。

ということは、前のIllustratorのバージョンだとこのスペックのGPUで使えたのですが、28.0から要求スペックが増えてGPUモードが使用できなくなったということでしょうね。

なんてこったい。

今使用しているパソコンは夏に購入したhp ENVYで、今からGPUのために買い替えというのは現実的ではなく、ノートパソコンのため増設が困難。

なんてこったい。

範囲選択ズームを使うことに慣れるしかないのかな、と思いましたが、直観的にズームインとズームアウトができないのはやはり不便。

なので、マウスホイールでズームを有効にしました。

これでマウス操作で直観的にズームができるようになりました。
うーん、いくらAI生成にスペックが必要とは言え、こんなに早くGPUの互換性がなくなるとは。
私も購入時にもうちょっとGPUを盛ることを考えたほうがよかったなと反省しきり。

やはり、ノートPCは後からハード面を盛ることができないのは大きなデメリットだなと感じた出来事でした。

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KKO:ケイコー
KKO:ケイコー修行中のデザイナー/イラストレーター
修行中のデザイナー兼イラストレーターです。
Webデザイン、グラフィックデザイン、イラストレーションをします。